Doomsday Tee(Black)

MF DOOM ex ZEV LOVE X of KMD (R.I.P.)
よくヒップホップを好きだという話になるとたまにどのアーティストが一番好きですか？って良く聞かれますが好きなアーティストが多すぎるしそれぞれ良い部分が全然違ったりするので比較する事が出来ないですが、それでも無理矢理1番を出してって言われたらこの人かも知れないです。
DOOMとの出会いは新譜で"OPERATION DOOMSDAY"がリリースされた1999年に当時私は佐賀から出て大阪に住み始めたばかりの20歳で本格的にアンダーグラウンドヒップホップを買い始めたばかりでレコードをレーベル買いしていた時期でした。
当時FONDLE'EM(ボビートガルシアがオーナー)は見かけたら視聴して買っていました。
大阪のマンハッタンレコードのLPコーナーにアメコミキャラのグラフィティーのジャケットを見かけてまず、ジャケットがヤバくて裏をみたらまさかのFONDLE'EMで、視聴してもヤベーってなってもちろん購入しました。
多分FONDLE'EMでアートワーク入りのジャケットは後にも先にもこれだけだと思います。セヌバイツもCDだけはアートワークありますがアナログLPはステッカーだけです。後に何かでボビートのインタビューでFONDLE'EMの話になり、DOOMのファーストアルバムをリリース出来たのは奇跡だし、誇りだって言っていました。その中でDOOMとの出会いがめっちゃヤバかったけどまたの機会に話すって書いていてそれがずっと気になっています。
マンハッタンでレコードを買ったすぐ後に、多分 blast(ヒップホップ専門の音楽誌)でブルーハーブのアンダーグラウンド対アマチュアが出た頃でブルーハーブのインタビューと同じ号にMF DOOMのインタビューも載っていて、そこでDOOMが何者でどんな人なのか知って以来、虜になりました。
彼は1991年にKMDというグループでデビューしてMR.HOODという素晴らしいアルバムをリリースして2枚目のBLACK BASTARDがエレクトラからリリースされる予定で完成までしていたのに、ジャケットのアートワークが過激すぎる(チビクロサンボが首を吊ったイラスト)のと黒人差別についての歌詞や当時メロディアスな歌入りのラップがヒットしまくっていたのでメジャーレーベルらしく、わかりにくいコアなアルバムは金にならないと踏んだってのもあるかもですが、お蔵入りしてしまいました。
その時にKMDのメンバーでDOOMの弟のSUBROCが交通事故で亡くなり、ダブルパンチで、KMDは解散し、DOOM(当時はZEV LOVE X)はシーンから姿を消しました。それからDOOMはアル中、ドラッグ中毒になり、一時ホームレスにまで落ちるとこまで落ちて息子が産まれた事をキッカケに、神の啓示を受けて仮面を被り、MF DOOMとして全く誰とも比較されないオリジナルのスタイルで仮面を被りシーンの最下部からカムバックして結果はご存知の通りです。
そのインタビューでビートを作る時にいつも息子にアドバイスをもらってそれが結果としていい方向に進んでいるって事も言ってたと思います。
私にとっては彼、DOOM は超悪党というキャラクターですが、最高のヒーローです。惜しくも2020年10月31日にPassed Awayしてしまいましたが、私の中では永遠にヒーローです。
ちなみにキャラクターのネタはアメコミの悪役でDR.DOOMがネタになってます。
My hero is super villain

※こちらはBig Teeではございません。

Material : Cotton 100%

着丈(Length) 身幅(Chest) 裄丈(Sleeve)
M: 74cm 51cm 42cm
L: 76cm 56cm 46cm
XL :79cm 61cm 50cm

※サイズは目安となっておりますので、多少の誤差は予めご了承下さい
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